1990年に開催された第45回国民体育大会は、冬大会を岩手、青森で夏大会を福岡で実施し、福岡大会を「とびうめ国体」と称していたようです。
その夏大会を記念して発行したハイウェイカードが今回紹介する2種券で、日本道路公団が国体を記念したハイウェイカードとしては、初の発行となります。
1990年7月28日付日経新聞、九州B版地方経済面にて記事が残っており、発行は日本道路公団福岡管理局、発行枚数は5200円券が1万枚、10500円券が2万枚、発売日を同年8月1日としています。
ちなみにですが、日本道路公団発行のハイカの右下には一定の法則があるようで、1999年頃を境に法則が2つに分かれます(詳しくは、別ページにて解説します。)。
本券では、3106001から始まり、下5桁が発行番号(個体番号)に思えます。
5200円券が00001~10000を使用し、10500円券が10001~30000を使用していると思えますが、手元には1種しかなく、またハイカの仕様が不明な以上、重複番号が存在する可能性は排除できませんのでただ妄言にすぎませんが、番号の記録を採ってきた経験則上10500円券も00001から割り振るならば、3106002使用しそうなのでこの部分の重複はあり得ないかもしれません。
棒高跳び |
5200円 |
日本道路公団 |
1990年8月1日 |
(備考) 発行枚数1万枚 発行番号11647番?1647番? |
飛び込み |
10500円 |
日本道路公団 |
1990年8月1日 |
(備考) 発行枚数2万枚 発行番号2845番? |